焦った。久しぶりにめっちゃくちゃ焦った。先にそれだけ書いておく。
やはりJailbreakはそれだけリスキーってことです。
以下の記事はあくまで自己責任でお願いします。この記事の内容に関しては一切責任を追いません。
いいかおまえらJailbreakするなよ。絶対するなよ。それを承知のうえで、行ってください。
環境。
- iPod touch 32GB (1.1.4 Software Upgrade入り)
- ZiPhone 3.0
- Mac OS X 10.5.2
- iTunes 7.6.2
えー。iPhone SDKがでたワケですが、JailbreakしてiDocというアプリを入れると、EPWINGな辞書がお外で見ることが出来るということが判ったので、これはボクのクラウン仏和をiPod touchで持ち歩けるすげーなと思い、でもなんかJailbreakするのリスキーな気がしたんで躊躇したんですが、脱獄してみました。
脱獄ツールは ZiPhone 3.0。まぁ脱獄自体はすんなり成功。あえてここではそのプロセスは踏みません。
で。
iPod touch は MacOSX。つまり Unix 。つまり rootがおる。で、root のパスワードはデフォで決まっているんで、sshd (いやぁまぁそれほどでもなかもしれないけど、iPod touchでsshd 動いてるんですよ奥さん。)のセキュリティ上よろしくないので、パスワードは代えましょうふんふん。と。
passwd.
... これが悲劇の始まりでした。
で、iDoc.app とクラウン仏和のEPWINGデータをCyberduckのsftpでサクっとiPod touchに保存して、ハードリセット。
で起動後、さてどうかね。と思ったところ。"Edit Home Screen"... ソフトリセット... "Edit Home Screen"... ソフトリセット... "Edit Home Screen"... の永久ループ...
流石に焦りました。しかも、これはあかんと思いUSBで母艦に接続したけど認識しない。復旧もできない。最悪。もちろん、AppleStoreに"Jailbreak失敗しちゃった。てへっ。"って持ち込んでも、修理してくれないなんてことは百も承知。
この時の状況としては、
- 画面は上記の"Edit Home Screen"... ソフトリセット... の永久ループ(Springboardがブっ壊れた感じ?)
- 間隙を縫ってほかのアプリを起動しても固まりソフトリセットがかかってしまう
- MacBook母艦にUSB接続しても認識せず
- sshd、sftpは動いてる(結果的にこれが助かった...)
で、小一時間いろいろ試してだめ。ちょっとiPod touch復旧不可、カミさんまたわけわからんことして高価なおもちゃをぶっ壊してすんまへん!!とかいう思いが脳裏にかすめ始めたころ、ベランダでメンソールをくゆらせ、「おちつけーいいか俺おちつけー」と、まるで仕事のプロジェクトでヘマやらかしてしまった時のような動揺っぷり。まぁただsshが生きているというのが判って、若干ちょっとだけ冷静になり、Googleでなにかでてこないか探したところ...ありました...対処方法。
これです。命の恩人。 - Howto fix the “edit home screen” loop for iPhone
もうタイトルからして「これだ!」ときましたね。
で、結果としてなにが悪かったかというと、どうも passwd がダメらしい。操作上はエラーも出ずにうまくパスワードが変わったと思わせるだろうけど、どうもだめらしい。で、ボクはパスワードをpasswdで代えましたよ。これが原因。
対処方法。上記サイトでも紹介されていますが、passwd,master.passwdを元に戻せ、と。
もうこりごりなので、Jailbreak初期状態(それもおかしな話で)の両ファイルの中身をこちらにも載せておく。
/etc/master.passwd
##
# User Database
#
# Note that this file is consulted when the system is running in single-user
# mode. At other times this information is handled by lookupd. By default,
# lookupd gets information from NetInfo, so this file will not be consulted
# unless you have changed lookupd's configuration.
##
nobody:*:-2:-2::0:0:Unprivileged User:/var/empty:/usr/bin/false
root:/smx7MYTQIi2M:0:0::0:0:System Administrator:/var/root:/bin/sh
mobile:/smx7MYTQIi2M:501:501::0:0:Mobile User:/var/mobile:/bin/sh
daemon:*:1:1::0:0:System Services:/var/root:/usr/bin/false
unknown:*:99:99::0:0:Unknown User:/var/empty:/usr/bin/false
_securityd:*:64:64::0:0:securityd:/var/empty:/usr/bin/false
/etc/passwd
#
# 4.3BSD-compatable User Database
#
# Note that this file is not consulted for login.
# It only exisits for compatability with 4.3BSD utilities.
#
# This file is automatically re-written by various system utilities.
# Do not edit this file. Changes will be lost.
#
nobody:*:-2:-2:Unprivileged User:/:/usr/bin/false
root:*:0:0:System Administrator:/var/root:/bin/sh
mobile:*:501:501:Mobile User:/var/mobile:/bin/sh
daemon:*:1:1:System Services:/var/root:/usr/bin/false
unknown:*:99:99:Unknown User:/var/empty:/usr/bin/false
_securityd:*:64:64::0:0:securityd:/var/empty:/usr/bin/false
これをsftpでアップロードし、ハードウェアリセットして戻りました。いやぁ...もうね。久々に緊張感漂うというか。冷や汗もんでした。
で、それではパスワード変更できないの??っていうとそうじゃなくて。こちらも上記サイトで紹介されていますが、
passwdで変更するんじゃなくて、自分でパスワードを暗号化して、/etc/master.passwdを変更しろということです。
こちらでも暗号化してくれます。
早速iDocを試してみました。画像まで表示される!!音声はまだでしょうか。とはいえ、いい感じです。
追記。どうやらJailbreak界隈では「passwdは使うな!!」っていうのは常識らしいね。って知らんがな。